2mm幅の細い紙を巻いて作った、繊細なペーパージュエリーです。

◆ デザインの特徴

花が水面に落ち、波紋を広げながらゆったりと流れていく...

そんな状況をイメージして作ったブローチです。

使いやすさで人気の丸いブローチに、紙のランダムなカーブでメリハリをプラスしました。

対角に配置された紙パーツのバランスと、小粒パールやスワロフスキーの配置にとても気を配りました。

服に合わせやすい上品さと、個性的な力強さ、繊細な美しさを感じられるデザインです。

金具は外れにくく安全な回転ピンです。

◆ この作品を作ったキッカケ

ドーナツ型のブローチは服に馴染みやすく、使いやすいので作ってみたいなと思っていました。

様々なデザインを見ていると、ビーズや丸型の刺繍など、丸いフォルムのものを合わせて全体的に大人しく仕上げている作品が多いなと感じました。

私は紙のしなやかさと鋭さを活かして、上品かつ力強い作品にしたいと思い、このデザインに辿り着きました。

◆ おすすめのコーディネート

丸いブローチは入学式・卒業式・結婚式などフォーマルな画面で大活躍するのは勿論ですが、私としてはゆったりしたシンプル無地のトップスに合わせていただきたいと思っています。

紙のしなやかさと鋭さから来るメリハリが、ゆったりしたトップスを引き締めてくれます。

◆ 重さ

約4.5g

◆ サイズ　※個体差があります。

3.5*4.2cm

◆ 素材・制作方法

紙部分はペーパークイリングという、細い紙をくるくる巻いてパーツを作る技法で作っています。

A4の紙から細い紙に切り出す作業を自分で行っています。

クイリングペーパーとして販売されているものもありますが、色の選択肢を広げたかったことと、作品によって紙の幅を変えたかったので自分でカットすることにしました。

紙の弱点である強度や防水性の問題を解決するために、設計や制作段階で強度を考慮していますし、コーティングを丁寧に重ねているので、雨の日でもお使いいただけます。

◆ 紙を使う理由

作家になる前から大ぶりなイヤリングが大好きだったのですが、重たくて耳が痛くなったり、すぐに外れてしまうのが悩みでした。

作家になる時に、大ぶりでも軽いイヤリングを作りたい！と思い、様々な素材を検討した中で、色の豊富さや表現の幅の広さから紙に辿り着きました。